ジャンル関係なく、自分がいいなっと思ったものを節操なく紹介していく事を主に。 時々、趣味のお絵描きとかも。

小倉百人一首
最近、古典を読み返しています。

古事記が一番多いかな。
徒然草、方丈記などの随筆も好きです。
これまで雨月物語とかは時代的に新しいから読みやすいですね。

たまには新しいものを買おうかと思って見つけたのがこれ。


原色小倉百人一首―朗詠CDつき (シグマベスト)



小倉百人一首。
短い中に洗練された日本語の美しさ。
和歌の入門編としてこれに勝るものはそうそうない。

万葉集とかも好きだけど、やはり手軽に親しむには小倉百人一首かな。

朗読のCDが付いてこの値段は安いと思ってついつい衝動買い。

でもこのCDいらなかったなあ。
聴いていてちょっとつらい声質。

でも本の方はなかなかの出来。
カラーで観ていて楽しいです。
解説もついて丁寧な創り。
こちらはかなり楽しめる本ですよ。

「銀河帝国の興亡」アイザック・アシモフ
銀河帝国の興亡 1 風雲編 (1) (創元推理文庫 604-1)


SF界の巨匠アイザック・アシモフの名作。
ファウンデーション・シリーズです。

オダが慣れ親しんだものは、この創元推理文庫版。
だから早川文庫の表紙より、シンプルなこちらの表紙の方がしっくりきます(笑。

シリーズ4作目の「ファウンデーションの彼方へ」以降はちょっと違和感があります。
当初の3作が売れなかったため、いったん中断していたのを再開しているため、ファウンデーションの扱いが変わってしまっているように感じます。
そこにちょっと不満があるんですよね。
正直,読んでいて辛い。

初期三部作なら今でも繰り返し読んでいられるのになあ。

「風の又三郎」宮沢賢治
4月になりました。
夜はまだ肌寒いとはいえ、日中はかなり暖かくなってきました。

暖かいとはいえ、外では風がかなりうなり声を上げています。
屋内にいても風の吹きすさぶ音が響いてくる。

こんな時は宮沢賢治の「風の又三郎」が無性に読みたくなります。

宮沢賢治の作品には独特なオノマトペ(擬音語、擬声語)がたくさんあります。

「風の又三郎」の冒頭では

「どっどど どどうど どどうど どどう」

こんな風が強い日にはぴったりのオノマトペじゃないですか。

このオノマトペはNHK教育の「日本語であそぼ」でもよく使われいて、音の持つ響きがいいんですよね。
読書ってのはただ読むだけじゃなくて、音読ってのも大事なんですよ。

全部音読していたら時間がかかりすぎてしまう。
でも、オノマトペの部分だけでも音読するだけでも作品の印象ってすごく変わる。
そう思えるのが宮沢賢治さんの作品なんだな。


風の又三郎 (宮沢賢治絵童話集)

「枕草子」清少納言
「春眠暁を覚えず」

暖かくなってきたせいもあって、眠気がなかなかとれません。
疲れがたまっていたこともあってか、ここ2.3日よく眠りこけています。
ちょっと暇を見つけては仮眠をとってはみたいな(笑。


こういう時にはこんなものを読みたくなるのです。


枕草子〈上〉 (講談社学術文庫)



「春はあけぼの」
名文です。
音読した時の、言葉の流れのなんと美しい事。
この出だしの段落を何度読んだ事でしょうか。
春ののどかな日に読むになんとふさわしい本でしょう。

ただいかんせん、眠気が強くてなかなか先に進めないというのが、春にほんを読む時の難点です(爆。


「銀河英雄伝説」田中 芳樹
田中芳樹さんの代表作。
架空の歴史絵巻とはいえ、ここまでワクワクして読めるのは、アシモフのファウンデーション・シリーズ以来か。


銀河英雄伝説〈10〉落日篇 (徳間文庫)



魅力的な登場人物がこの作品の大きな魅力のひとつ。
三つの陣営それぞれに、もうこれでもかくらい次から次へとクセのあるキャラが繰り出してきます。
中国古典の「三国志」も魅力的なキャラが大勢登場していましたが、この作品も負けていない。
とくもこれだけのキャラを考えつく事ができるものだと。

華麗な巨星のぶつかり合う8巻あたりまでの華やかさはかなり読み応えがある。
が、ひとつの時代の終焉を迎える落日篇の哀愁のある描写。
これがとっても好きなんですよね。

「冒険者たち」斎藤 惇夫
鼓膜が破れていたのは治ってきましたが、中耳炎でまだまだ左耳は聴こえ方が今ひとつです。
無理はできないためiPodはまだまだ封印中。

という訳でこのところ、音楽なしに読書だなんて随分久しぶりなことをしています。

冒険者たち―ガンバと十五ひきの仲間


日本が誇るアニメの名作「ガンバの冒険」の原作。
子どもの頃に読んだはずだが、記憶のかなたになっています(笑。

ソフトカバーの本も出ているのが、やはりこういうのはハードカバーのきちんとした本で読みたいって思うものじゃない。
読んでいる時の重みってやつがいいんですよ。

アニメと違った重厚なキャラの魅力。
ガクシャが渋い。
イカサマのダンディさはいいよね。

仲間が死ぬ時の描写。
なんといっても、最後にヒロインの潮路さんも死んでしまうんですね。
このあたり、真面目に泣けますよ。

原作ならではの魅力です。

「腐女子彼女。」ぺんたぶ
なんか久しぶりに笑える本でした。
婦女子な彼女を持つ男性の敗北日記ですな(笑。


腐女子彼女。


自分も普通の人からしたら、マニアもしくはオタクとも呼ばれる身分でしょう。

基本的に広く浅くをモットーに。
しかし、ところによりマリファナ海溝より深く(爆。

だからオタクの中でもディープな腐女子を彼女にもったぺんたぶさんの悲劇(喜劇?)の情景がとてもよく目に浮かびます。
基本的に彼女とののろけを書いているのだが、彼女が腐女子という所か来る一般人が受けるカルチャーショックが新鮮なんだな。

この本、売れる訳だ。

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か 小松 秀樹
一線の医療機関に勤めておられる小松秀樹医師による、日本の医療で起きている怖い話。

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か 医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か
小松 秀樹 (2006/05)
朝日新聞社
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昨年、読んだ本の中では一番怖かった話。
日本の医療の問題をここまで鋭く突いた本は珍しい。

今、日本の救急医療が崩壊してきています。
特に産科の不足は深刻である。
産科診療の閉鎖のニュースが次から次へと出てきている。
小児の救急医療の崩壊も深刻だ。

もともと訴訟の多い産科はなり手が少なく、激務になってきていました。
訴訟が多いからなり手が少なく、少ないから仕事が忙しく、忙しいくて体力的に保たなくなって辞めていく。
そんな悪循環がささやかれ出した時に起きた、大野病院での医療事故の逮捕劇。
これで医療崩壊は飛躍的に加速しました。
救急医療を担ってきた中核病院から医師が辞めていく。
こうして救急医療はどんどん崩壊しています。

医療には100%の安全はありません。
どんなに正しい医療を行なっていても、不幸な結果になる事も起こります。

患者と医療者との関係、司法が医療事故に介入してきた事の弊害、どうしたら医療事故を減らす事ができるのかの提言。
臨床の現場の立場からの言葉の重みは凄い。
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