ジャンル関係なく、自分がいいなっと思ったものを節操なく紹介していく事を主に。 時々、趣味のお絵描きとかも。

「まんがサイエンス」あさりよしとお
まんがサイエンス (10) (ノーラコミックスDELUXE)


まんがサイエンスの11巻が出ていたので買ってきました。

またまたロケットの話が中心。
宇宙にいくって今でもロマンだよね。
どこかワクワクするものがある。

ゴダードとかフォン・ブラウンとかどんな気持ちでロケットを創っていたんだろうね。
フォン・ブラウンなんて政治と取り引きしてまでロケットの開発に取り組んだりしていたから、出来るものなら悪魔とだって契約するほどの魅力があるのかも。
そんな恐ろしいほどの魅力が宇宙にはあるってことなんだろうな。

こどもでも宇宙へ行く方法は考える事は出来る。
そしてそこそこのモノを創る事はできる。
ある程度の工作技術があれば、ペット・ボトル・ロケット以上のものだって出来るんじゃないかな。
日本は町工場のレベルが高いし、実際H2ロケットの部品だって町工場で創られているものがあるくらい。
だからやる気があればそこそこのロケットが創れてしまうかもしれない、って気にさせてくれるものがこのまんがにはあるんだよね。

そんな夢をおもいださせてくれるところが好きです(笑。

「よつばと!」あずまきよひこ
う〜、ちょっとリアルの生活で、1日のリズムが変わった事で体が慣れていません。

ここ2週間ほど朝6時に起きる生活が続いているんですよ。
こんな時間に起きるようになったのって小学生以来?
春になって朝方は眠くて仕方ない。
朝、布団からでてきても頭がボーっとした状態が続いてしかたがない。
日中もなんか目が覚めてる気がしないんだな。

こんな時は、まったりと読書とか漫画読んだりとか。
今週は本だけでも10冊読んだかな。

難しいのではなくほのぼのしたのがいいですね、こう言う時に読むものは。

そんな感じで過ごしていて、そんななかで読み返していたコミックにこんなものがあったりして。

よつばと! (1)



こどもの日常をリアルに描いているという点で「クレヨンしんちゃん」と本質は同じかもしれない(笑。

どうということのない日常が新鮮に感じられたのがこどもの頃だったんだよなあ、
そんなことを思いださせてくれて、ほのぼのしてしまう。

連載6年目に入って7巻になろうとしているのに、この漫画の世界ではまだ1年が過ぎていないんだな。

「私を月まで連れてって!」竹宮恵子
自分は少女漫画結構好きです。
ぶ〜け、LaLa、花とゆめ、別マとか中学時代から読んでいました。

読み出してみて解った事ですが、1980年代って面白い作品が多かったんですよ。
三原順の「はみだしっこ」、水樹和佳子「イティハーサ」、青池保子「エロイカより愛をこめて」一条ゆかり「こいきなやつら」木原利江「夢の碑」などなど。

後から知った事なんだけど、1970年代に竹宮恵子、萩尾望都、大島弓子、山岸涼子といった作家が出てきて、1980年代にかけて少女漫画ってすごい活況を呈していた時代だったんですね。

その当時を知るものとしては、ちょっと今の少女漫画の現状は寂しい限りですが。

私を月まで連れてって!―完全版 (6) (JETS COMICS (4246))


竹宮恵子というと「風と木の詩」のインパクトが強烈だった。
だけど「風と木の詩」ってあんまり繰り返し読みたいって作品じゃないんだな。

それよりも「私を月まで連れてって!」のようなコメディ作品の方が好きだし、実はこの作品、コメディにしては奥が凄く深い。。

エスパーが登場する物語りというと、エスパーである事がメインに話が進んでいくというのがそれまでの王道パターン。
竹宮恵子自身も「地球へ」といったエスパー対人間の優れた物語りを創っている。

「私を月に連れてって!」のヒロインのニナもエスパーである。
が、この作品でがニナはエスパーである前に一人の女の子なのだ。
エスパーである事がストーリーのメインになっているのではない。
エスパーである事が、「勉強ができる」とか「スポーツ万能」などのように「ちょっと」人より優れた個性でしかないのだ。
この作品においてニナは、超能力が使えるからといって、抜きん出た存在にはなっていない。
泣いたり、怒ったり、すねたり、ちょっと嫉妬深い普通の女の子なのだ。
だから超能力の使えない普通の人間にもやり込められるし、超能力があるからといって特に厄介ごとをスパッと解決出来たりしない。

この作品では、スーパー家政婦の八重さんの人間としての知恵の方が圧倒的に力があるのだ。

「最後にものを言うのは人間の経験である」
そんな人間讃歌が、ドタバタ活劇の裏に隠されている作品なんだな。

「宗像教授異考録」星野 之宣
この宗像教授を主人公にするシリーズの新作が出たので、以前のものも引っ張り出して読み返しています。

宗像教授異考録 5 (5)


最新作は第6集なんですが、第5集のヘビのイラストが好きでこちらの画像で出しました。

宗像教授伝奇考では、伝承に対するかなり荒唐無稽な話が多かったんだけど、それにリアリティを持たせる力技がまた凄くてねえ。
さすが星野さんって作品だったんですが。

それに対して異考録は、こんな伝承に対してこんな考えが実際にあってもいいんじゃないってアイデアが面白い。
類似した伝承、それがどのような経路で伝わっていったのか。
将門伝説にたいするアプローチとか、道成寺の伝説に対する海人族の蛇姫伝説の類似性とか、とても説得力をもって描かれているんですよ。

だけどね、自分的には一番に魅力を感じるのはハゲの主人公、宗像教授。
頭脳明晰、鋭い洞察力、だけど頑固オヤジでいいキャラなんだよね。
キャラが立っているからこそ、ストーリーが引き立つ。
宗像教授が考察し、語るからこそのリアリティ。
このシリーズ、当分目がはなせません。

「海街diary 1 (1)」吉田 秋生
海街diary 1 (1)


吉田 秋生さんは好きな漫画家の一人です。

この人、本当に人物描写がうまいですね。
すごいリアルで存在感がある。

「Banana Fish」みたいなストーリー性のある凄い物語りをつくる一方で、こんな日常の一こまを優しくせつなく描けるなんて本当に凄い人だ。

昨日、偶然本屋でこの新刊が出てるのを見つけて買ってきたのだが、もう10l回以上繰り返し読んでいる(笑。
それでも飽きないんだよね。

ちょっとした宝物に出会えて気分です。

20世紀少年
浦沢 直樹さんの「20世紀少年」がいよいよ大詰めに。

20世紀少年 22―本格科学冒険漫画 (22) 20世紀少年 22―本格科学冒険漫画 (22)
浦沢 直樹 (2006/11/30)
小学館
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ロックは世界を救えるか?

60年代のフラワー・ムーヴメントの時代にはそんな希望があった。
その集大成が愛と平和の祭典「ウッドストック」。
実際は普通の商業ベースのロック・フェスティバルだったのだが、どんどん人がやってきてフリー・コンサートになってしまった。
当時のフラワー・ムーヴメントを象徴する一大イベントに変わってしまったのだ。

バンドではクラッシュとか、U2もロックで世界を変えようと試みた。

たくさんのロック・ミュージシャンの協力によって「ライブ・エイド」
最近では「ライブ8」が行なわれた。

試行錯誤、挫折を繰り返しながらも、それなりの世界の流れを変えようとういう意思。
こういうのをみると、ロックも捨てたもんじゃないと思う。

さて「20世紀少年」に話を戻そう。

このコミックのタイトルはT.レックスの名曲「20th Century Boys」の邦題からとられている。

謎が謎を呼ぶ展開。
複雑なピースが散らばる。
それがいよいよ収束して終幕へ向かい始めた。

そんな絶妙なストーリー構成に、
「ロックで世界を救う」
そんな方法論を臆面もなく、しかし現実にあり得るような思わせる力技。
浦沢さん、凄いよ、凄すぎる。

ウッドストックについて主人公の台詞。
「押し寄せた大観衆にゲートもフェンスもなぎ倒されて、いつの間にかフリーコンサートになっちまった。
本気で勝負すると何かが決壊するんだ」


その台詞を信じて、世界の滅亡の危機に閉塞した状況打破のためにウッドストックの奇跡を再現を試みるのがこの22巻。
60〜70年代のロックファンにはたまらない展開だよね。

もう次の最終巻なくてもこれだけでいいよってならない?(笑

ワッハマン
ワッハマン 1 (1) ワッハマン 1 (1)
あさり よしとお (1991/12)
講談社
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あさりよしとうさんの発想ていつもながら変過ぎ(笑
正体不明の骸骨男ワッハマンが主人公。
あさりさんお得意のおちゃらけナンセンス漫画です。

とんでもない能力を持つが故、いろんな国家権力にねらわれたり、正体不明の親玉から刺客のロボットを差し向けられたり。
それを能天気に、身に備わった桁外れの能力でさばいていく。

とんでもないその発想には笑わされます。

しかし単純なギャグ漫画と思っていると最後にとんでもない罠がまっているのだ。
最終巻にむけてのハードな展開。
これには驚かされる。

これまで自分の存在を根底から覆させるような展開に登場人物達の苦闘が待ち受けている。

そんなすごい重いテーマを扱っているにも関わらずに、最後までギャグのテイストを忘れないってのがあさりよしとうさんらしい作品なんだなあ。

あいこら
フェチ関連の話、第2弾です(笑)。



週刊少年サンデーで連載中の「あいこら」。
フェチの申し子のような男の子が、主人公で登場するんですよ。
人間誰しもある程度のフェチってあると思うんですが、あそこまでフェチを肯定して開き直った人生を送っていいのかって。
おまけにフェチの対象が、胸に脚に瞳に声にくびれにと要素多すぎだし。
あそこまで徹底した人生送れれば、きっと幸せな人生なんだろうな(笑)。ああ、理性があるってやっぱり不幸!?

まあ、漫画だからキャラを大げさにデフォルメして表現しているってのはあるんだけど、あそこまで少年誌でフェチを真っ正面から取り上げた漫画ってやっぱり画期的じゃないかな。
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