徒然ネット

ジャンル関係なく、自分がいいなっと思ったものを節操なく紹介していく事を主に。 時々、趣味のお絵描きとかも。

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ロッキー・ホラー・ショー

ロッキー・ホラー・ショー ロッキー・ホラー・ショー
ティム・カリー (2005/12/16)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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観客参加型映画として有名なんだけど、やはり音楽がその成功の肝だと思う。

全編を通してハイレベルの楽曲がこれでもかと出て来るロック・ミュージカル。
一緒に歌って、踊ってとまるでコンサートのように楽しめる。

エログロのバイセクシャルねたといい、ストーリーのナンセンスさといい、ロックミュージックのもついかがわしい魅力とマッチしていて、リチャード・オブライエンのセンスに感服(笑。

登場人物全員が愛らしい変態さんって感じで、見終わったら魅了されていることでしょう。
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  1. 2006/10/24(火) 20:07:38|
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「惑星ソラリス」

惑星ソラリス 惑星ソラリス
ナタリア・ボンダルチュク (2002/12/16)
アイ・ヴィー・シー
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アンドレイ・タルコフスキー監督のSF映画。
初めてタルコフスキー作品。
大学生時代にミニ・シアターで観たもの。

こんなSF映画の作り方があるなんて!!

というすごい衝撃。
人が生活しているという圧倒的なリアリアズムがある作品なんです。

それまでのSF作品というと妙にセットがきれいで、そこに人が住んでいるという生活感がない。
時代劇でみんな新品のぱりっとした服装に慣れていたのが、黒沢明監督の時代劇を観た時の生活感あふれるセット・衣装に受けた衝撃。
その時と同様の衝撃でした。

SF作品でここまで人の心の深層をえぐるってことができるのかって。
深読み好きな人にはたまらない作品じゃないかな。
  1. 2006/10/23(月) 02:32:25|
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「春の祭典」 ストラヴィンスキー

マクドナルド&ジャイルスについて書いていたら2度もバグって記事が消えてしまい、おまけにパソコンまで壊れて修理に出すことになってしまいました。
ということでふててクラシックを聴いてました。


ストラヴィンスキー:「春の祭典」&「ペトルーシュカ」 ストラヴィンスキー:「春の祭典」&「ペトルーシュカ」
ラトル(サイモン) (2002/11/20)
東芝EMI
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こういうふてくされたい時は、ストラヴィンスキーの春の祭典です。
弦楽器が刻むリズムが暴力的でとってもすさんだ心にぐっと来る。
音圧の暴力とでもいう迫り来る感じがいいんです。
クラシックでこんな弦楽器の使い方があるなんて、初めて聞いた時は衝撃的でした。
反逆精神あるなあ、ストラヴィンスキー。
この反逆精神はパンクに通じるものがある。
そうか、ストラヴィンスキーはクラシックのパンクなんだ。
なんか思考が支離滅裂状態。
たまには暴走気味の感想もいいか。
  1. 2006/10/18(水) 02:30:21|
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「炎のランナー」

1981年発表のヴァンゲリスの作品。
同名映画のサンウンドトラック。

炎のランナー 炎のランナー
サントラ (2005/10/05)
ユニバーサルインターナショナル
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レコードのA面に小品6曲、B面に20分の大作とで出来ている。
レコードの時代ならではという構成ですね。

1曲目の「Titles」。
打ち込みのリズムにエコーを効かせ方。
シンセサイザーのゆるやかな音の海に浮き上がるかのようなピアノの音色。
ヴァンゲリスというとシンセサイザーなんだけど、このピアノの音がとっても好きだ。
とにかく美しい。

この曲は1982年にシングルカットされビルボードで1位も記録。
それまでヴァンゲリスというと、知る人ぞ知るマニア向けの人(失礼)という印象があった。
そんな彼がアルバムじゃなくてシングルチャートで1位!?
ってことでかなり驚いた記憶がある。


そしてラストの大作「Chariots Of Fire」
この曲はヴァンゲリスが映画全編をイメージして創った作品で、映画ではもちろんこんな長い曲は使われいない。
A面の曲のサビの部分も取り入れており、組曲みたいなもの。
こういう長い曲の構成はさすがお手の物。
どっぷり浸れます。
サウンドトラックといいながら、こんな曲を創って入れてしまう所が如何にもヴァンゲリスだよね。
  1. 2006/10/14(土) 17:36:34|
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「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」 ザ・ビートルズ

1967年発表のザ・ビートルズのアルバム。

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ザ・ビートルズ (1998/03/11)
東芝EMI
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プロデューザーのジョージ・マーティン曰く
「成功者の音楽」

ライブ活動を休止したビートルズ。
おかげで時間はたっぷり。
これまでの成功でお金をたっぷり。
こうして時間とお金の両方をたっぷりかけてアルバムを創る事が可能となったのだ。
成功者の音楽と言われる所以だ。

オーケストラでさえも創りたい音のために駒として使ってしまう。そんな彼らのスケールの大きさと柔軟性に感嘆。

史上初のコンセプト・アルバムと言われている。ただし、ジョンなんかは「最初のコンセプト・アルバムだって言われるけど眉唾物だね」なんて言っている(笑
ただ実際にはコンセプト・アルバムとして社会に認知されていたし、コンセプト・アルバムとして評価された事でロック史に与えた影響は計り知れないものになったのも確か。

個々の曲としてはビートルズの秀作としての印象が強い。だが、アルバム全体として聴くと絶妙な曲の配置によってとっても心地いい時間が過ぎていく。

初期のストレートなロックン・ロールの魅力はなくなったが、
大人の観賞に堪える「ロック」を産み出した功績はビートルズのものだ。
  1. 2006/10/13(金) 17:56:44|
  2. 音楽(イギリス・アイルランド)|
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「チューブラー・ベルズ 2+3」マイク・オールドフィールド

マイク・オールドフィールドのチューブラー・ベルズ2と3のライブ映像のカップリング。

チューブラー・ベルズ 2+3 チューブラー・ベルズ 2+3
マイク・オールドフィールド (2006/02/08)
ワーナーミュージック・ジャパン
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チューブラー・ベルズ2は1992年のスコットランドのエジンバラ城でのコンサート。
チューブラー・ベルズ3は1998年のロンドンのホースガーズ・パレードで行なわれたコンサート。
それぞれを1枚にまとめて発売のお買い得品。
最初は音というより、ギターを弾くマイク・オールドフィールドに目がいってしまいました。

ぶっちゃけて言ってしまえば、右手の薬指をあんなに動かすロック・ギタリストは初めて観たぞ(笑
マイクはピックを使わず指で弦を弾いていいるんだけど、アルペジオを弾いている訳でもないのに
薬指が動く動く。
クラシック・ギター奏者がよくこんな感じでギターを弾くのだが、それと同じスタイルでギター・ソロを弾きまくるんだな。
マイクってクラシック・ギターからギターを始めたのかなあと思ったりして。

そんなロックでは見慣れぬ光景に、思わず目が釘付け状態になってしまったのでした(笑。
  1. 2006/10/12(木) 19:17:01|
  2. 音楽(ライブ映像・PV)|
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「こわれもの」 イエス

1972年発表のイエスの出世作。

こわれもの こわれもの
イエス (2002/12/26)
ワーナーミュージック・ジャパン
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イエスによる4曲と、ソロ・ワークの小品が5曲からなる構成。

メンバーのソロとバンドの作品の組み合わせというとエマーソン・レイク&パーマーの「四部作」があるが、こちらはソロとバンドのパートが全く独立している。バンド名義にまとめる必然性ってあるのって突っ込みをしてしまいたくなる(笑。
それに対して「こわれもの」は、アルバム全体がきちんとイエスというバンドの音に仕上がっているのが面白い。各人のソロが簡潔で短く、イエスでのそれぞれの役割からそれほど逸脱していない形で創られているからかな。

オープニングの「ラウンド・アバウト」は名曲。
メロディは解り易く、ポップスのセンスも感じさせる。
新加入のリック・ウェイクマンのキーボードによって音が厚くなり、シンフォニック・ロックへの道へ踏み出したことを高らかに謳い上げている。
ドラムのビル・ブラッフォードとアコースティック・ギターのスティーブ・ハウが堅実にリズムを刻む。そこにクリス・スクワイヤのベースがベキョベキョとリズムペースも考えないかように弾きまくっているのが楽しい。まるでベースがリード楽器のようだ。これに突き抜けるようなハイトーンのアンダーソンのボーカル、さらにウェイクマンのキーボードが絡む。
そして音楽が展開していく。
イエスのサウンドの構成美がここに結実。
これを更に突き進めていくことで次のアルバムの「危機」へとつながっていく。

イエスのシンフォニック・サウンドの構成美は大好き。
とはいうものの、続けて何度も聴くのに最近ちょっと疲れを感じるのは歳の影響か(笑。
でもシンフォニック・サウンドの洪水のような「危機」とちがい、「こわれもの」はソロ・パートが一服の清涼剤となる。だから未だにヘヴィー・ローテイションでも聴けるんですよね。
  1. 2006/10/11(水) 17:06:52|
  2. 音楽(イギリス・アイルランド)|
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Penguin Cafe Orchestra

1981年発表のペンギン・カフェ・オーケストラのセカンド。

Penguin Cafe Orchestra Penguin Cafe Orchestra
The Penguin Cafe Orchestra (1990/08/31)
Virgin
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オーケストラとついていますが、クラシックとは関係ありません。
リーダーはサイモン・ジェフス。

ジャンルを問わぬ楽器のアンサンブルを主体にして、摩訶不思議な音楽を魅せてくれます。
渋谷陽一(zepのライナーノーツをよく書く人)さんがDJをしているNHKのFM番組で聴いたのが最初。
なんといってもハーモニウムの音色が懐かしい。
(子どもの頃にオルガン教室に通っていたこともあり、自分にとって幼児期に一番身近に聴いていた音はオルガンなのだ)
思わず翌日にレコード店で購入していた。
当時はプログレに溺れていた自分なんですが、なんかすごく新鮮だったんですよね。
振り返ってみると、これ以降また自分の音楽的嗜好が変わっていく。
自分にとって「クリムゾンキングの宮殿」並みの影響を与えた作品なのだ。

ヴァイオリンなどの弦楽器、ギター、ウクレレ、ピアノなど定番の楽器に限らず、輪ゴムをビヨンビヨンさせたり、電話のプッシュ音使ったりとか面白ければ何でもありのサウンド。
そういえば、3rdアルバムではそろばんを使ってリズム楽器として使っていたなあ。

どこか懐かしいメロディ。
サイモンいわく。
「想像上のフォークロワ」

サイモン・ジェフスさん亡き今、もう新作を聴けないのは寂しいです。
  1. 2006/10/10(火) 22:06:10|
  2. 音楽(イギリス・アイルランド)|
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ケロロ軍曹2ndシーズン13

ケロロ軍曹の2ndシーズンの最終巻。

ケロロ軍曹 2ndシーズン 13 ケロロ軍曹 2ndシーズン 13
サンライズ、追崎史敏 他 (2006/09/22)
バンダイビジュアル
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おちゃらけ、ガンプラ宣伝最優秀アニメの「ケロロ軍曹」。
おちゃらけた中に、地球人と宇宙人の友情というベタなネタを実に上手く料理して観ているものをほっとさせててくれる、実にツボを押さえたアニメだ。
パロディ満載だが、ネタが解らなくても充分楽しめます。
(サンライズということで特にガンダムネタは笑えるものが多い)

そんなケロロ軍曹2ndシーズンもいよいよ最終巻。
ケロン軍から新たにやってきたやってきた部隊との決戦。

これまでとうってかわって、いきなりハードな侵略SFまがいの怒濤の展開。
盛り上がる、盛り上がりますよ、お客さん!!

これで3rdシーズンがつまらなかったら
「なぜこれで終わりにしなかったケロロ軍曹!」
と言われる事必定(笑。
  1. 2006/10/09(月) 21:02:33|
  2. アニメ・特撮|
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「原子心母」ピンク・フロイド

ロック・バンドとオーケストラの共演という事に関しては忘れてはいけない傑作。
自分のフロイド初体験アルバムとしても、衝撃的だった。

原子心母


高校時代、ハード・ロック大好きの自分が、キング・クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」とほぼ同時期に経験したことで、音楽的嗜好に大きな変化をもたらしたという事で思い入れが強い作品。
クリムゾンが一発でノックアウトしてしまうハード・パンチャーなら、フロイドはじわじわとボディーを責めて相手の体力を奪ったところでしとめに入るテクニシャンって感じ。
とにかく最初聴いた時は
「なんだ?これがロック?」
って思ったのだが、妙に惹かれる所があるサウンド。気になって気になって、繰り返し聴き込んでいくうちにいつの間にかノック・アウトされている自分がいた。

レコードのA面は組曲の「原子心母」。
微妙なかったるさがある作品だけど、23分ちょっと聴き手を引き込む構成の妙がとっても見事で大好きだ。エンディングに向けてこれまでのパートが入り乱れてからクライマックスに突入する部分はゾクゾクして鳥肌が立ってくる。
ここで聴き込んだぞってガーっとパワーを使い果たしてしまう。
そしてB面にいくと小品が4曲。
A面の疲れを癒してくれるだな。
するとあら不思議、もう一度最初から聴いてみようという気が湧いてくるではありませんか。
1日中繰り返し聴けるフロイド作品という事では、自分のベスト・アルバムです。
  1. 2006/10/09(月) 16:46:19|
  2. 音楽(イギリス・アイルランド)|
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「四部作」エマーソン・レイク&パーマー

1977年発表のエマーソン・レイク&パーマーのアルバム。

ELP四部作(K2HD/紙ジャケット仕様) ELP四部作(K2HD/紙ジャケット仕様)
レイク&パーマー エマーソン (2005/12/07)
ビクターエンタテインメント
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トリオで音の隙間をそれぞれのテクニックを駆使して埋めまくっていくタイプのエマーソン・レイク&パーマー。これまでトリオでやってきたそんな彼らが、オーケストラとの共演を行なっているのがこのアルバムだ。

発売されたのはまだレコードの時代でで2枚組として発表。
レコードの特徴を生かし、メンバーそれぞれソロとしてA面がキースエマーソン、B面がグレッグ・レイク、C面がカール・パーマーが担当、そして最後のD面だけがグループとしてリリースしている。

エマーソンはソロでクラシックをやりたくて企画。
そこへグレッグ・レイクがELPの新作としてちゃっかり便乗してきた。

そんな経緯もあるので、エマーソンのソロはそのため正統派のクラシックのピアノ協奏曲の形態をとっている。
しかし、クラシック・スタイルの楽譜通りに演奏するスタイルが、キースに合っていると思えないんだよね。キースらしさは所々に伺えるものの、ちょっと演奏が窮屈そうな感じがするのは自分の気のせいか。
どうせ演奏するならジャズの方がキースの個性を出すのに合っていると自分なんかは考えるのだが、クラシックをやりたいという彼の嗜好からくることだから言っても詮の無い事か。
ELP名義のアルバムで出してしまった事で、エマーソンのピアノ協奏曲はクラシックとしての評価もポップスとしての評価も中途半端になっちゃんたじゃないかな。

クラシックとロックとの融合という面に関しては、グループとして制作したラスト2曲「庶民のファンファーレ」「海賊」が想像以上の出来。
ELPの代表曲としてもふさわしい出来だ。
  1. 2006/10/08(日) 23:57:03|
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ファントム・オブ・パラダイス

1974年公開のブライアン・デ・パルマ監督によるロック・ミュージカル映画。

ファントム・オブ・パラダイス ファントム・オブ・パラダイス
ポール・ウィリアムズ (2005/06/24)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ブライアン・デ・パルマって監督は、ロックをよく知っている人だなって思うし、ここまで解って映画つくっていいるってことは立派なロック・マニアだなって疑っている。

話自体は音楽業界の裏側をサスペンスとホラーで色付けさした話。
「ファウスト」みたいな悪魔と人間の契約ものの亜種みたいな面もあるか。
低予算でどうやったら面白い映画が創れるかってお手本みたいな映画だ。
安っぽいセットなんだけど、それが却ってロック・ビジネスのいかがわしさをよく表現している。
そこにデ・パルマのスピーディーでテンポ良く話が進む。
これにロックを上手く使っているんだな。

50’s、ロカビリー、グラムロックに果てはプログレ風のロックまで詰め込まれている。
できのいいPVがこれでもかって挿入されてるような映画だ。
そういえばブライアン・デ・パルマてブルース・スプリングスティ-ンのPVも手がけていたか。

えぐい映像が苦手じゃなければ、ロック好きはみておいて損のない映画だ。
  1. 2006/10/07(土) 19:35:10|
  2. 映画|
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「スノー・グース」 キャメル

1975年発表のキャメルのアルバム。

スノー・グース スノー・グース
キャメル (2001/03/28)
ユニバーサルインターナショナル
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ポール・ギャリコ(代表作は「ポセイドン・アドベンチャー」)の短編小説「スノー・グース」をテーマにしたコンセプト・アルバム。
オーケストラをバックで使っているのだが、これが全然目立たない。
すごくさりげなくオーケストラの音を入れてあって、これがすごくいい味を出している。
シンフォニック・サウンドを積み上げて厚みや広がりを持たせる以外に、こんなオーケストラの使い方があったのかというのが目から鱗。

全曲インストゥルメンタルで曲間に空白がないように創られている。それでも途中で飽きもせず、あっという間に45分が過ぎていいく感じ。
聴いていて鳥肌が立つとか、感動するとかって音はそれなりにある。しかし泣けるってのは自分の場合あんまりない。しかしこの「スノー・グース」は泣けるんだよね。
いったい何が違うんだろうかって思うんだが、未だに答えが見いだせないだなあ。

さて自分的なサウンドの聴き所とは。
アンディ・ラティマーの流麗なギターにフルートのメロディの素晴らしさ、ピーター・バーデンスのキーボードについては、いろんなところで既に語り尽くされているだろうからここでは略。
やはりこのアルバムの注目はアンディ・ワードのドラムかな。
シンバルの使い方がとても上手いんだよね、この人は。
細かいおかずがしゃかしゃかとピッチが速くても正確なんだな。リズムとおかずの切り替えもすごく上手い。カール・パーマーなんかもピッチの速い曲での手数の多さとリズムの正確さは見事なんだけど、アンディ・ワードはこれだけいっぱい叩いていてもカール・パーマーの様な自己主張がない。アンディ・ワードのドラムってあくまでも音楽を引き立たせるドラムなんだな。
圧巻は12曲目のダンケルク。ダグ・ファガーソンの単調な4ビートのリズムにのって音が積み上げられていく。そのバックでスネアの正確なリズムが緊張感を高めていく。後半いきなりハイピッチになるのだが、ここでのおかずのシンバルの切れ、、飛び回るように叩かれるタムタム。このアルバム一番のプレイです。
  1. 2006/10/07(土) 01:29:00|
  2. 音楽(イギリス・アイルランド)|
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ファンタジア

1940年発表のディズニー・アニメの大傑作。

ファンタジア ファンタジア
(2006/07/26)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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ディズニー・アニメ作品はかなり持ってはいるんだが、実のところディズニーが主体で製作したもので大好きっていえるものが非常に少ない。
その中で手放しで好きって言えるのがこの「ファンタジア」

クラシックとアニメの映像の融合。
1940年という時代にこれを見事に成し遂げた事実に驚嘆。
しかも立体音響をこの時代において既に意識して創ったというのも凄い。

レオポルド・ストコフスキーの協力を得てィラデルフィア管弦楽団の演奏がオリジナルだが、完璧主義者のウォルト・ディズニーが後から音質の劣化を嫌って再収録もしているんじゃなかったのかな。

8つのエピソードから創られているが、アニメとしてのレベルが必ずしも一定している訳ではない。
明らかにミッキー・マウスが出てくる「魔法使いの弟子」のアニメーションのレベルが高いと自分なんかは思う。
もともと「魔法使いの弟子」を創りたくて始めたのが、製作期間が延びて短編では投資が回収出来ないからと長編にしてしまったという事情があるからなあ。
それでもこの作品のどのエピソードにもはずれがないのは凄い事だ。
  1. 2006/10/06(金) 18:55:39|
  2. 映画|
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Caravan & The New Symphonia

1974年発表のキャラヴァンの6枚目のアルバム。
オーケストラと共演したライブアルバムである。

Caravan & the New Symphonia Caravan & the New Symphonia
Caravan (2001/02/26)
Decca
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ロックとクラシックの融合とかいって、70年代にいったいいくつのバンドやミュージシャンがオーケストラとの競演を流行病のように行なったのだろう。
そのほとんどがスタジオ録音で新作のリリースが目的だったのに対して、これは最初からライブでの競演という企画だ。
(他にライブ演奏の収録が目的で競演をしたものとしては、Deep Purpleの『ディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ』くらいしか自分には思い浮かばないなあ)

1;Introduction
2;Mirror For The Day
3;The Love In Your Eye
4;Virgin On The Ridiculous
5;For Richard

このうち、1.2.4が新曲。そして3が4作目の「ウォータールーリリー」に、5が2作目の「キャラヴァン登場」にそれぞれオリジナルが収録されている。

キャラヴァンの曲はメロディが綺麗で優しい。それがボーカルのパイ・ヘイスティングの声の質にあっている。
メンバーの入れ替わりが激しいから、演奏でメインとなる楽器はその時々で変わってくるがそんな事はものともしない。
メロディと歌の部分がしっかりしていることがキャラヴァンの胆なのだ。

それがオーケストラを使ってシンフォニック・サウンドを加えて、厚みや広がりを持たせる事に意義があるのか正直なところ思っていたのですが、これがなかなかどうしていいじゃない。
オーケストレイションのアレンジャーがキャラヴァンのサウンド良く理解しています。
と思ってクレジットみたら、サイモン・ジェフスの名前が1.2.5で載っている(1はサイモン・ジェフスが作曲も行なっている)。
後にペンギン・カフェ・オーケストラをつくる人なんですが、昔はこんな仕事もしてたんだ。
特に5の完成度は高い。

キャラヴァンのメロディって、オーケストレイションを加えてダイナミズムを増すことで壊れるようなやわなものじゃなかったんですね。

あと個人的な好みからいうと、前作から加入のジョフリー・リチャードソンのエレクトリック・ビオラがいいんですよ。ヴァイオリンに較べて低くなる音が安定感を与えてくれる。ヴァイオリンではなくビオラを入れるという発想はキャラヴァンには大正解。今回のオーケストラとの競演においても音のつなぎとしてもいい味をだしています。
  1. 2006/10/06(金) 05:32:38|
  2. 音楽(イギリス・アイルランド)|
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「ストーリーズ、ソングス&シンフォニーズ」ヴァレンシュタイン

ヴァレンシュタインの4枚目のアルバムです。

ストーリーズ,ソングス&シンフォニー ストーリーズ,ソングス&シンフォニー
バレンシュタイン (1994/11/23)
キングレコード
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シンフォニック・ロックと自ら銘打っているが、クラシック音楽のシンフォニーの様な音響とか曲想の展開等はほとんどない(笑。

まず最初、聴いた時の印象が、カンタベリーロックのキャラヴァンに似ているって思いましたから。
自分としてはシンフォニック・ロックというと、ロックを基本にシンフォニック・サウンドを積み上げてくイメージがあったんですが(イエスとか、初期のクリムゾンの「エピタフ」「クリムゾンキングの宮殿」みたいな音かな)、それを期待して聴くと大はずれ。

だけど、シンフォニック・ロックだなんて期待しないで聴けば、それなりのサウンドなんですよ。
実際、自分としても好きなアルバムだしね。

今、こんなサウンドでシンフォニック・ロックを名乗ったら、とんだ勘違いやろうになってしまうんじゃないだろうかって気も。(まだ当時、シンフォニック・ロックだなんて概念が固まってなかったし、言い出したのが彼らであることを考えれば言いがかりをつけているのはこっちだって考えも成り立つのかもしれませんが)

本来のサウンドに関係ない事で随分、脱線してしてしまったが、そろそろ話の本筋に戻ろう。

サウンドしては、特に派手に盛り上がるというような展開ではない。
ゆったりと心地よい軽めのロックが流れるって感じなんですね。

ボーカルもシャウトしたりする事もなく淡々としている。
ギターやヴァイオリンのソロがメインでやりたい事で、ボーカルはサウンドの付け足しって感じかな。
ギターとヴァイオリンの長々としたソロをやっている時に、バックに徹しいるピアノが意外と音に爽やかな感じを与えてくれていていい。自分としてはピアノがかなり気に入っている。

自分的にはこのアルバムは、ヒーリング・ミュージックとして聴いています。
  1. 2006/10/05(木) 01:43:32|
  2. 音楽(ヨーロッパ)|
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『Hippies』小泉今日子

1987年発表の小泉今日子のアルバム。

Hippies +2(紙ジャケット仕様)


1. 3001年のスターシップ
2. Hippies
3. 木枯らしに抱かれて(Another Version)
4. ケチャップつけた安全剃刀
5. 東の島にブタがいた Vol.2
6. あそぼゼ
7. 凍りの都市
8. 今年最後のシャーベット
9. 夜明けのMEW
10. One Moon
11. Blueage Dream(「木枯しに抱かれて」B面)*
12. Kiss(「水のルージュ」B面)* *ボーナストラック

これは小泉今日子流のロックアルバムである。
アイドルであることの王道をいく振りをしながらも、実にマニアックな音造りをしていく小泉今日子の原点がこのアルバムだ。

小泉今日子ってかなり多才な人なんだけど彼女の持つ一番のいい所って、『善いもの』を嗅ぎ付ける嗅覚なんじゃないだろうか。
このアルバムの半分以上は、小泉今日子が「書いて欲しい」と思ったアーティストに仕事を発注し、オケ録りにも立ち会っているセルフ・プロデュースした作品だ。

そしてこれが実にロック色の強いアルバムになっている。
1曲目の「3001年のスターシップ」から始まり怒濤の勢いだ。
3、9曲目のようなしっとりしたバラードもあるが、アルバムの基本はロックだ。
それでいて4曲目の「ケチャップつけた安全剃刀」みたいなシュールな歌詞の曲があったりする。
5曲目の「東の島にブタがいたVol.2」はノリが無茶苦茶良く、このあと小泉今日子のライブでの定番になっていく曲だ。

そしてこのアルバムの楽曲の提供者を見て驚かされる。

氷室京介、吉川晃司、爆風スランプ、いまみちともたか(Barbee Boys)などまだビッグネームになる前の時代に見いだしているのだ。
この嗅覚は恐るべし。


初のセルフ・プロデュースの作品にて、自分の音楽の方向性をいきなり出してしまう事に成功してしまう小泉今日子ってほんと怪物だ。
  1. 2006/10/04(水) 01:43:41|
  2. 音楽(日本)|
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レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ

1973年のレッド・ツェッペリンのマジソン・スクエア・ガーデンの公演の模様を収録した映画。


レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ



途中に挿入されるイメージ映像は酷評されまくることが多いが、まあそれは時代なんだから突っ込んじゃだめよって自分なんかは思ってしまう。
まあ、生温かい目で見てあげましょうよってところかな。
動くゼップが観れるってところでは自分にとっては衝撃的な作品でした。

「ジミー・ペイジのヴァイオリン奏法?何じゃそりゃ?」
って状態だったのが実際に演奏している所を観ればすぐに納得。
「幻惑されて」のソロでペイジがヴァイオリンの弓でじゃかじゃかギターの弦を叩いてる所なんか凄すぎ。
「こうやってギターを弾けば、かっこ良く魅せれるんだぜ」って映像が満載って感じだね。
映像のもつインパクトの凄さってやつですな。

ボンゾのドラムソロも圧巻。
この人、途中でスティック放り出して素手でドラミングしてるよ。
そうかあの柔らかいドラミングの部分は、素手で叩いているから出せる音なんだ。
などなど妙に納得しちゃいました。

ライブでのボンゾも凄いのだが、それと張り合えるジョン・ポール・ジョーンズとで作り上げるリズムセクションの演奏の精度の高さは圧倒的。
やはり安定したリズムセクションがゼップの基本骨格なんだねって、ライブをみるとよく割る。

個人的な見所としては、ピーター・グラントの出演してる所かな。
ゼップのアメリカの成功はピーター・グラントのマネジメントの力も大きかったんだろうけど、この映画でもその辣腕ぶりがでていて面白かった。

いやそれなりに凄い映画です。
ただし、現在発売荒れているDVD盤は一体なんだ。
音質が悪すぎ。
まるでブートレッグを聴いている様。
以前買ったLD盤と聴き較べてみると、もう酷すぎ。
DVD化での高音質を期待して買った自分としては、大ショック。
今年最大のはずれDVDでした。
  1. 2006/10/03(火) 19:53:54|
  2. レッド・ツェッペリン|
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「暗黒の世界」キング・クリムゾン

1974年のキング・クリムゾンの作品。
70年代のメタル・クリムゾンの時代で、パーカッションのジェイミー・ミューアが抜けたあとのアルバム。


暗黒の世界(紙ジャケット仕様) 暗黒の世界(紙ジャケット仕様)
キング・クリムゾン (2006/02/22)
WHDエンタテインメント
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最初、スタジオ録音のアルバムと思っていたのですが、とんでもない事実が判明(笑。
ほとんどのインストの曲は、アムステルダムのライブをベース・トラックにしてスタジオにてオーバー・ダビングしていたんですね。
このテンションでライブやっていたのか、ってのが知った時の驚きです。
確かに一部に変なかけ声が入っているなあとは思ったのですが。

後にブートレッグに利益を食い荒らされてはなるものかと、続々とライブ音源を発掘してきては出しまくっているクリムゾン。
確かにフリップ卿の言う通り、モンスター・ライブ・バンド。
あのライブの緊迫感は凄いものだ。

ボーカルの入っている「 Great Deceiver」「 Lament」「Night Watch」はさすがにスタジオ録音で他のとに較べるときちんとまとまっているし、完成度も高い。
それに引き換え、ライブ音源のテイクは確かに少し散漫な所もある。
しかしそれを補ってあまりあるのが、クリムゾンのライブにおける破壊的なパワーだ。
ラスト・ナンバーの「Fracture」の盛り上がり具合には、もう言葉は要らない。
大音量で身を任せて聴けたら言う事なしってやつだね。

これを更に洗練させ完成度を高めていったことで、70年代最後の傑作「Red」へと繋がっていくだなあと思うと個人的にはまた感慨深いアルバムだなあ。
  1. 2006/10/02(月) 23:33:45|
  2. 音楽(イギリス・アイルランド)|
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オダ

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